サンタ・ディグナ カベルネ・ロゼ

　東日本大震災直前に来日していたシャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長、パトリック・レオンもフランスにおけるロゼワインの台頭を語っていました。面白いのは名醸造家といわれる人たちがロゼ造りに力を入れていることです。

　レオンもボルドー地方の右岸フロンサックに所有する『シャトー・レ・トロワ・クロワ』でファミリーや親しい友人用にほんの少量だけメルロ１００％のロゼワインを生産しています。このロゼですが、うれしいことにスイス、ルクセンブルク、日本の３カ国のみに限定販売しています。赤ワインの大家が絡むロゼワインだけに、「ロゼワインは嫌い」とおっしゃるワイン愛好家には「まずは試して」と言いたい１本です。

　気軽に楽しめるのは『サンタ・ディグナ　カベルネ・ロゼ』。スペインの名門ミゲル・トーレスがチリで生産しているロゼで、トーレスがカベルネ・ソーヴィニヨン１００％に執着して誕生させたワインです。１０００円台で購入できるのも大きな魅力です。

ミゲルトーレス　サンタ・ディグナ　カベルネ・ロゼ　[2010] 価格：1,060円（税込、送料別）

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